“九州の小京都”とも言われた飫肥（おび）の城下町。飫肥杉の生い茂る城跡には、勇壮な門構えを誇る「大手門」を中心に数多くの歴史的建造物が立ち並びます。当時の繁栄をしのばせる美しい城下町の景観は風情と歴史情緒がたっぷりで、散歩しながら「おび天」など名物の食べ歩きも楽しめます。日南にお越しの際はぜひお立ち寄りいただきたい観光スポットです。

日南市で最も有名な観光スポットのひとつである「鵜戸神宮」。「神武天皇」の父、「日子波瀲武鸕鷀草葺不合尊」を主祭神としています。日向灘に面した岩窟の中に荘厳な御本殿が鎮座する全国でも珍しい神社で、日南海岸の絶景を楽しみながら参拝できます。“運玉”を投げて霊石「亀石」の窪みに見事入ると、願いが叶うと言われています。

「森林セラピー基地」としても認定された猪八重渓谷。豊かな自然の中で森林浴をたっぷりと楽しめます。“五重の滝”をはじめとする二十数カ所の滝群も見どころのひとつです。 ※渓谷入口の駐車場より“五重の滝”までは約1時間のハイキングコースとなります。動きやすい服装、歩きやすい靴でお越しください。

日南市で最も高い小松山の斜面に広がる坂元棚田は、1999年（平成11年）に「日本の棚田100選」に認定されました。どこか懐かしい日本の原風景を思わせるこの棚田は「国の重要文化的景観」にも選ばれ、秋には稲刈りや掛け干しの光景が見られます。近隣には「道の駅　酒谷」や「酒谷ダム」など見どころも沢山あります。